鼻閉 鼻づまり

鼻中隔弯曲症の原因と治療〜短期手術で治せます〜

更新日:

とても辛い鼻づまり。このページでは鼻づまりの原因のうち、鼻中隔湾曲症について解説します。

ガンコな鼻閉でお困りの方は必見です。

スッキリ鼻呼吸できると、とても快適ですよ。

鼻づまりの原因ってどんなものがあるの?

鼻づまりの原因には多くの要素があります。

 

よくある原因のひとつが、左右の鼻の穴の間にある壁「鼻中隔」が 極端に曲がっている場合で「鼻中隔弯曲症」(びちゅうかくわんきょくしょう)といいます。

 

日本人の9割には、ある程度の鼻中隔弯曲があるといわれており、鼻中隔の曲がりがあることだけでは、病的な意味はありません。

 

曲がりが高度で、なおかつ慢性的な鼻づまりの原因になって困るようであれば、治療対象になります。

 

鼻中隔は、軟骨と骨の組み合わせでできていますが、成長期にそれぞれの大きくなるスピードに違いがあるため、曲がりが強くなったり、いびつな形になると考えられています。

どんな症状があるとき「鼻中隔弯曲症」を疑うの?

右か左か、どちらかの鼻がいつも詰まっている(交代制鼻閉といいます。)

 

鼻呼吸できなくて 口呼吸になってしまう。

 

口呼吸になってしまうため、朝のどが痛い。口が渇く。

 

鼻呼吸できなくて いびきをかいてしまう。

 

睡眠時無呼吸がある。

 

鼻づまり気味で頭痛を感じる。

 

においを感じにくい

 

鼻出血をくりかえす

実際のところ、どんな感じなの?

50代の男性。がんこな鼻閉で長年困られていました。

 

季節にかかわらず、いつも鼻が詰まっている...との自覚がありました。

 

いびきや、口を開けて寝てしまうことによる、口腔乾燥症状もあり。

 

↑顔面CT Rは患者さんの右側、Lは左側を示します。

 

上段は、正面像で向こうからこちらを見ている画像、下段は頭部を水平にスライスした画像です。

 

上に示した顔面CTでは、いずれの画像でも、鼻中隔が強く左側に寄っています。(鼻中隔は赤い点線部分です)

 

鼻中隔の両脇の鼻粘膜(下鼻甲介といいます)の腫れもあって、鼻呼吸の条件が悪い状態といえます。

 

元来、鼻の粘膜は、姿勢や、1日の中でも生体リズムによって、腫れたり引っ込んだりするものです。

 

しかしながら、ここまで鼻中隔の曲がりが強いと、鼻の通りはかなりよくない状況が想像できます。

 

起きた姿勢で過ごす日中は鼻が通っていても、横になると血流の変化から鼻がつまる、ということもよくある症状です。

鼻中隔のカタチにはバリエーションも豊富です。
こちらの別ページで詳しく解説しています。

 

 治療はどうしたらいいの?

 内服治療や点鼻薬の治療で治療効果が乏しい高度な鼻中隔湾曲症は手術によって症状を改善できます。

 鼻閉の原因には鼻中隔湾曲症だけでなく、アレルギー性鼻炎や、慢性副鼻腔炎の合併も多いです。

 

 まずは、手術以外の保存的治療(内服薬や点鼻薬の)を行いますが、それでも鼻閉症状の強い方には

 

鼻中隔矯正術、粘膜下下鼻甲介骨切除(必要に応じて)を行います。

 

 アレルギー性鼻炎もなく、副鼻腔炎もなくて、純粋に鼻中隔湾曲症が鼻閉の主な原因という方も相当な数いらっしゃいます。

 

アレルギー性鼻炎を伴う患者さんの場合は、アレルギー症状の緩和が期待できる後鼻神経切断術も同時に行うことがあります。

 

すべての操作を鼻の穴の中から行う内視鏡の手術です。

 

外表面に傷はできません。

見た目で、術後に鼻が腫れたりすることも、ほぼありません。

 

内視鏡で、合併症(鼻中隔穿孔、鞍鼻、出血、感染、眼窩合併症、頭蓋内合併症など)に対処した方法で行います。

 

この手術の合併症については下記に詳しく書いています。
鼻中隔矯正術の合併症:手術の合併症についてに詳しく記載しています。

不安の強い方でも安心して治療していただけるよう工夫を重ねています。

 

治療は通常1泊2日の短期滞在のスケジュールで行います。

手術スケジュールの詳しい説明はこちら

 

手術はちょっと怖い...という方もいらっしゃると思います。

 

しかしながら、手術は全身麻酔で行い、寝ている間に終わりますので、それほど怖い思いをすることは無いと思います。

 

もちろん、手術中の痛みはありません。

 

鼻の手術の場合、術後の痛みはそれほど強くないので、飲み薬の痛み止め程度で十分です。

 

手術直後の出血をコントロールするために、
鼻の中でやさしく広がるスポンジ状の止血材料を用います。

 

(通常手術翌日の)退院時には、お鼻のタンポンも抜いて帰ります。

 

タンポンを抜く際の抵抗を軽くするために、スポンジ状の止血材料の周囲に、
傷と癒着防止のためシートを巻いています。

 

傷にくっつかないので、こんにゃくを抜くようにツルンと抜けて痛みが軽減されます。

 

 

海外を含め、遠方からの患者さんにもご依頼をいただくことがあり、
受診前から個別対応して、スムーズに治療ができるようフレキシブルに対応しています。

 

ちょっと遠いな...と思われる方もぜひ一度ご連絡いただければと思います。

 

遠方の方の場合は、術後経過観察に、近隣のビジネスホテルでの宿泊もお案内できます。

 

 

治療に興味はあるものの、ちょっと遠いから、と躊躇される方もいらっしゃるかと思いますが、ちゃんとやれば、一生に一回の手術です。ご相談のみでもお気軽にご連絡ください。

 

「こんなにスッキリするなら もっと早くやっておけば良かった...」

との感想もよく聞かれます。

 

 鼻閉を改善することは、単純に昼間の鼻づまりの改善ということだけではありません。

よい睡眠のためには鼻呼吸が無理なく行えることが重要です。

 

鼻の治療→睡眠状態の改善→健康寿命の延伸という、健康管理として大きな意義があります。→そこまで考えて鼻の中の形を整えます。

 

鼻づまりでお困りの方はまずは、お電話でお問い合わせいただければと思います。

 

耳鼻咽喉科サージクリニック 老木医院
中西 悠 

電話 0725−47−3113

 

 

-鼻閉 鼻づまり

Copyright© SASCARE , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.