鼻閉 鼻づまり

鼻中隔湾曲症手術すべきか?

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手術が適応になるくらいの鼻中隔湾曲症と診断されたとき...

 

「この鼻づまりが治るの?長いこと困っていたので、やります!」

 

と即答できるくらいに、鼻閉でお困りであったなら、迷うことはありません。

 

しかし

 

今までこの鼻で生きてきたのに、今更そこまで必要なの?」

と手術をためらわれる方もいらっしゃるのではないかと思います。

 

 このページでは、手術が適応になるくらいの鼻中隔湾曲症があるけども

 手術を行うかどうか迷う、ような場合に、

 

 1.手術を前向きに考えるべき場合について説明します。

 逆に

 2.   すぐに手術をせず、しばらく様子を見てもよい場合についても解説します。

 

 鼻中隔湾曲症の手術を行う際には、両側の下鼻甲介という鼻腔外側の粘膜ヒダにも操作を加える事が多いです。

 

 (鼻の真ん中の壁である鼻中隔を矯正すると、もともと凹側であった方の鼻が詰まってしまうこともあるため、バランスを取る必要があります。)

 

 そこで、このページでは鼻中隔矯正術単独ではなく、鼻中隔湾曲症+粘膜下下鼻甲介骨切除術を行う前提で解説しています。

 

 鼻づまり(鼻閉)だけなら、そこまで困っていないと思われる方も、鼻閉に加えて、次のような症状があれば、積極的に手術を考える理由になります。

 

 

1.手術を前向きに考えるべき場合について説明しています。

①いびき・睡眠時無呼吸がある方

  特に...太っていない、タバコやアルコールも飲まないのにいびきがひどい。

 

   顎が小さい。

 

 

   朝起きると 口がカラカラに乾いている。などのエピソードがあれば鼻閉がいびき・無呼吸を悪化させる因子になっていることを疑います。

 

 鼻中隔湾曲症がある場合、起きているときはそれほど困らなくても、横になるだけでも、血流の変化で鼻づまりになる方がいらっしゃいます。鼻呼吸ができることはよい睡眠の第一歩です。

 

 いびきや睡眠時無呼吸は加齢に伴って代謝が落ち、体重増加することも悪化の原因になります。今までずっとこの鼻で平気だったのに...という疑問には、生活環境や年代が変わってなんかの症状があるようなら、改めて手術を考えるべき理由になります。

 

 重症の睡眠時無呼吸は、CPAP治療が必要になり、鼻中隔矯正術のみでは解決が難しいと考えられています。

 

 しかしながら、そもそも鼻づまりがひどいとCPAPも上手く使えないので、CPAPを使うために鼻中隔矯正術を行う場合もあります。

 

②アレルギー性鼻炎がある方

 

 特に...スギ、ひのきなどの花粉症のシーズンに鼻閉のひどい方。

 

 ハウスダスト、ダニなど通年性のアレルギー性鼻炎で症状の強い方

 

 アレルギー性鼻炎の治療をしても、コントロール不良の方の中には強い鼻中隔湾曲症をお持ちの方がいらっしゃいます。

 

③副鼻腔炎を繰り返す方

 

④鼻出血を繰り返す方

 

2.   すぐに手術をせず、しばらく様子を見てもよい場合。

 市販の点鼻薬(血管収縮薬を含むもの)を連用していたような場合は、薬剤性の鼻炎による頑固な鼻閉を生じている場合があります。

 

 高度な鼻中隔湾曲症が原因で点鼻薬を連用せざるを得ないような状態であればすぐに手術を決めても良いと思いますが、手術時の出血が多くなりがちなので(下鼻甲介骨切除術の際)、まず点鼻薬を休止し、病院処方のステロイド点鼻に移行するほうがベターと考えます。

 

 花粉症などアレルギー性鼻炎のひどいときや、急性副鼻腔炎などの理由で、一時的に強い鼻づまりがあるときも、手術を急いで決めずに保存的治療(手術以外の治療をこのように表現します。)を行って良いと思います。

 

鼻中隔湾曲症の治療の詳細についてはこちら↓

鼻中隔弯曲症の原因と治療〜短期手術で治せます〜

 

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