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味がわからない〜味覚障害の治療〜

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味覚障害の症状

味覚障害の症状には大きくわけて2つに別れます。

 

まず、量的味覚障害は以下のようなもの。

味覚低下(味が薄い)

味覚消失(味がしない)

解離性味覚障害(特定の味質のみしない)

 

次に、質的味覚異常があります。

 

自発性味覚障害(何もたべていないのに特定の味がする)

異味症(普段と味が異なる)

悪味症(何ともいえない嫌な味になる)

味覚過敏(特定の味質のみきつく感じる)

 

味覚には血清亜鉛の値が関係することが知られていますが、血清亜鉛値が正常範囲である質的味覚異常では原因が亜鉛欠乏でない例が多く、亜鉛内服療法に効果を示しにくいとの報告があります。

 

味覚の検査

電気味覚検査:定量的に測定可能。簡便。

濾紙(ろし)ディスク法 手間がかかるので、実際にはあまり行われていません。

 

味覚障害の原因

亜鉛欠乏性、感冒後、加齢性、薬剤性、内分泌性、全身疾患性、心因性、医原性、口腔疾患性、風味障害、嗅覚味覚同時障害、放射線性、遺伝性、末梢神経障害、中枢神経障害、特発性(理由がわからない)

 

加齢性変化がどれくらいあるのかということは、議論のあるところでまだよくわかっていません。

他の感覚器と同様、感じ方が弱くなると考えるほうが自然でしょう。

 

味覚障害の治療

 

亜鉛内服

亜鉛が不足すると細胞分裂のターンオーバーが遅くなることが確認されています。また味を感じる味蕾にある炭酸脱水素酵素の活性低下が報告されており、味覚神経の応答が低下すると考えられています。

 

特発性、亜鉛欠乏性、薬剤性、感冒後、全身疾患性などの場合、亜鉛内服療法を行います。

亜鉛は、毒性が低く、貯蔵タンパクが存在しないため、通常の食事摂取ではまず過剰症を引き起こさないとされていますが、薬剤やサプリメントで補充する場合、亜鉛の過剰投与は血清鉄値、銅値を低下させてしまうことがあります。そのため定期的に採血して、ちょうどいい値にコントロールすることが望ましいです。

血清亜鉛値が250μg/dlになれば減量します。

亜鉛内服は、通常即効性がないとされ、3ヶ月から半年は継続しま亜鉛含有量が高いです。

 

↓亜鉛アプリ 国内でもよく流通しているディアナチュラ 14mg/day

 

こちらは高用量タイプ: 50mg/day</div>

 

 

鉄剤: 鉄欠乏の場合

 

ビタミン剤:ビタミン欠乏の場合

 

人工唾液:口腔乾燥症の場合

 

抗不安薬・抗うつ薬:心因性・うつの場合

 

漢方: 補中益気湯、人参養栄湯、平胃散、小柴胡湯など。

 

 

    八味地黄丸(加齢性味覚障害に)

 

 

自発性味覚障害の治療

「何も食べていないのに口の中が塩辛い、苦い」など。

舌痛症の治療に用いられるカプサイシンクリームが有効との報告あります。

自発性味覚障害には舌痛症に似た側面があり、効果が期待されています。

舌痛症の場合は、唐辛子の主成分であるカプサイシンはTRPV1(Transient Receptor Potential Vaniloid)受容体で受容され、痛覚の求心性線維であるC繊維に作用する。サブスタンスPを放出し、一過性に灼熱感と痛覚過敏をきたすが繰り返し刺激が与えられることで侵害受容器の不活性化、神経機能抑制がもたらされ、鎮痛作用が期待できると考えられています。

市販のものではカプサイシンクリームはありませんが、

嚥下のトレーニングに用いられるこのようなフィルム商品があります。

 

 

 

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