いびき、睡眠時無呼吸でお困りの方が 来院された場合
慢性副鼻腔炎や、アレルギー性鼻炎、薬剤性鼻炎など
鼻の問題がない場合には、
生活習慣の指導(横向き寝、減量、禁酒禁煙等)に加えて
基本的に簡易睡眠検査の実施をお勧めしています。
簡易睡眠検査は、睡眠状態を記録する装置をつけていただき、夜間の睡眠状態を判定するものです。
簡単に数値だけで評価するわけではありませんが
ここでは わかりやすくするために 判定のための数値のみを書きますが
簡易検査で、AHI(無呼吸低呼吸指数)が40以上、であれば
CPAP装用が保険適応で使えるようになります。
それでは保険適応にならないAHI40以下なら、どうするか。
一泊入院で PSG検査(終夜睡眠ポリグラフ検査、当院で検査可能です。)
と行います。
PSG検査でAHIが20以上であれば、これもCPAP保険適応になります。
それでは PSGでもAHI20以下であったら、治療しなくていいの?
いびきはどうしたらいいの? 生活習慣の改善(横向き寝、減量、禁酒禁煙等)しかない?
痩せていて、酒もタバコもしなくて、上を向かないと眠れない人、マウスピースも無理という場合はどうすればいいの...
ということになります。
睡眠時無呼吸に対する治療の選択肢が少ない施設では、極端な例をあげると、
AHI<20は生活指導のみ、AHI>20の方はCPAPで治療ということになっているようです。
このような例に当てはまる方で、肥満も、鼻づまりもない方はナステントをお試しいただくのもよいかと考えます。
ご興味のある方は まずはご連絡ください。