このページでは(整腸剤)プロバイオティクスとして頻用される医薬品についてまとめて解説します。
プロバイオティクスって何?という方は↓を
腸内細菌を整えて健康になる方法 プロバイオティクスとプレバイオティクス
整腸剤(プロバイオティクス)には
多くの製剤がありますが、おおまかに①乳酸菌製剤、②ビフィズス菌製剤、③酪酸菌製剤に分類できます。
似たような名前の製剤がありますが、グループが異なることがあります。
効能効果としては 2つしかありません。
「腸内菌叢の異常による諸症状の改善」
と
「抗生物質、化学療法剤投与時の腸内菌叢の異常による諸症状の改善」
だけ。
薬剤使い分けについての、根拠(エビデンス)と呼べるほどしっかりしたデータはないといえます。
それぞれの製剤で有効性は認められていますが、作用の出方には差があります。
腸内細菌叢は人それぞれなので、現時点ではどの整腸剤が一番良い、どの組み合わせが良い、ということはいえないわけです。
乳酸菌製剤
効能・効果: 抗生物質、化学療法剤投与時の腸内菌叢の異常による諸症状の改善
ビオフェルミンR錠
ビオフェルミンR散
エンテロノンR散
ラックビーR散
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効能・効果 : 腸内菌叢の異常による諸症状の改善
ビオフェルミン配合散
レベニンS配合錠
レベニンS配合散
アバタニン散
ラクトミン
ビフィズス菌製剤
効能・効果 : 腸内菌叢の異常による諸症状の改善
ラックビー錠
ラックビー微粒N
ビオフェルミン錠剤
ビオスミン配合散
酪酸菌製剤
効能・効果 : 腸内菌叢の異常による諸症状の改善
ミヤBM錠
ミヤBM細粒
ビオスリー配合錠、OD錠
ビオスリー配合散