「ごきげん」とアンチエイジング
このページでは「ごきげん」状態が どのように健康に影響するか?
について
現時点で知られていることについて
抗加齢医学のテキストにも記されている内容についてカンタンにまとめています。

長い間、幸福はサイエンスの対象になりにくかったのですが
近年では科学的手法を使って幸福を評価しようとする流れが出てきています。
【DRM】
daily reconstructive method
という評価法
一日をイベントごとにわけて
それぞれのポジティブ、ネガティブの値を0〜6までの数値で段階表記して記載していくというもの。
ここでわかっていることは
DRMによって測定された幸福度と
人生全体の幸福度は必ずしも相関しない。
DRMによって測定できる幸福度は睡眠をしっかりとることで大幅に改善できる。←あまり知られていないようですが、SASCARE的にはココ重要です!
たとえば離婚すると 人生の評価が低くなるが、実際にはストレスから開放されて日々の満足度は高くなる。なども例として挙げられています。
↓このような仮説もあります。
仮説:フォーカス幻想
人は全体的に幸福かどうかを判断する能力に欠く。
人間は突然、何かが気になったときに、その何かを基準にして(フォーカスして)幸福を判断するようである、という仮説です。
その何かが、
「結婚」であったり、「昇進」であったり、
「お金」だったりする、というもの。これをフォーカス幻想というそうです。
そのほか幸福度に関して記載があったものでは
「得られるお金よりも、他人にどれくらいお金を使うかのほうが幸福と関連する。」ということ。
「従来は、健康で長生きだから幸せだという方向の考え方だったが、幸せなヒトが長生きし、病気にもなりにくいという関係が明らかになってきた。
つまり、人生を楽しんでいるヒトのほうが病気になりにくい。」
いかが だったでしょう。
DRMとフォーカス幻想から考えると....
やっぱり人の幸福を図るのはやはり難しいということになりそうです。
睡眠の状態がよいと DRMの値がよくなって、
日々「ごきげん」状態に近づくのは間違いないようです。
SASCAREが 睡眠にこだわって サイト運営している理由です。
勉強すればするほど、
結局 睡眠が大事なのね、というところに落ち着きます。
大阪 和泉市の耳鼻咽喉科
電話 0725-50-3333
耳鼻咽喉科専門医:抗加齢医学会専門医:中西 悠